NZとオーストラリアは、先ず数ヶ月滞在して、
学校に行ったり仕事をしたりしつつ情報収集。
後半で旅をした

けれど、カナダは逆。
バンクーバーに飛んで、トロントまで4ヶ月かけて旅をする計画。
トロント到着時に良い仕事が見つかる保証は無かったけれど、
一番気候の良いピークシーズンを、自分の為の旅に充てた

空港から予約をして宿泊したのはYHだったのだけど、
翌日サーバス手帳を見て電話した相手の女性が
「キャンセルしていらっしゃいよ」と言ってくれたのにはビックリ

お言葉に甘えて彼女の家へ転がり込む。
二泊じゃ何も見れないわよ。好きなだけ滞在してくれていいわよ。
と、彼女が不在だった時の鍵の隠し場所まで教えてくれた
またまたビックリ

今まで接して来た日本人に悪い人は居なかった…と言うものの…

もちろんバンクーバーで、色々歩いて観光もしたけど、
最も、出会えて触れ合えて印象に残ったのは、Sharon、あなたでした

バンクーバー滞在中は好天に恵まれて、何処へ行くのも気持ちよく歩けた。
観光名所は人が多くて、ちょっと疲れる（行ったけど。）。

それで、一息つこうかな。と。
ホント、ウチの息子達が行くような普通の公園のベンチへ。

次は何処へ向かおうか地図を広げつつ、
空が青いなぁ…とか、
お花きれいだなぁ…、
誰か寝てるなぁ…え？寝てる？
うん、日向ぼっこしてもいいくらいだもんね？

いや違う
すすけたドレッドヘアのあんちゃんは、うつろな目で腕に針を刺していた

あいや～！！叫びにならない心の叫び
目を合わさないように、そっとその場を後にしたワタシ。

ダメ、絶対。　ポスターの標語が頭に浮かぶ。
Never ever!!　と、置き換える。

カナダの友人が、
「あぁ、居るね～。害は無いけど、関わっちゃダメだよ～。」

って、そんなもんかぃ？