体力、ないわけじゃないと思っているのですが
柔道(18：00～20：00)の間に1時間お邪魔するだけで
すんごい汗
そして動悸
心臓が飛び出てきそう
もうヘロヘロ…

息子は早目の夕食を済ませてから参加するのですが
私が同じように何かを食べてから行くと…
もどしそうになってしまうので
止めました
水分だけしっかり摂取
(練習中は基本飲めません)

この歳になって、畳の上を前転するようになるとは…
やりすぎるとクラクラして、
立ち眩み…みたいな感じになります

そして先日の初負傷
右足の下腿、脛が真っ赤

それでも夢中でやってるから
誰と組んだときに痛めたのか皆目検討つきません
ま、自分が下手だから怪我するのでしょう

主人が「えらいやられたなぁ」
と、治療してくれたものの
全治2週間強かかりました

ひどい痣でした
内出血の血って、下にさがってくるそうで
赤く腫れてた下腿（弁慶の泣きどころ）全面が紫になって、
くるぶしまで青く膨れてくるんです。
今まで怪我するようなことを（あまり）してこなかったので
自分の身体を観察していました
身体って、ちゃんと治ろうとしてくれるんですね。
自己治癒能力に感謝

しばらくテーピングしてもらって
ここ怪我してます～(攻撃しないでね～)
の、オーラを出しつつ練習に参加していました。
試合じゃあそうはいきませんけど

柔道着にゼッケンがつきました
カッコいい～
名前に続く「武道館」ってのが素敵

思わず先生に
「私は無くていいのですか？」
と聞いてしまいました。
「大人は要らないんです。」って～

ちょうど長男と同世代のお孫さんを持つ先生が
「ついでだから一緒につけてあげるわ。」
と、仰って下さいました。
（つけてくれるのは奥様なんですけど…）

我が家の安物ミシンでは
柔道着縫えない
と、手縫い覚悟だったのでとっても助かりました

お代なんて受け取ってもらえないから
シフォンケーキ焼きました

うふふ、柔道より上手でしょ

実は…
息子に付き合って私も柔道を始めてみております…

最初は
息子が情けなく「やめる～。」とか言わないように
軽く見張るつもりで。

あと
見学に行った時、小学4年生の男児お母さんが
「息子に寝技かけられたら起き上がれないの」と
言っていたのを聞いて。

のちのち寝技で負けるのも好しとしないから…
とはいえ
柔道って、こんなにハードだったのねと
私のほうがへばり気味

たった1回2回の練習後
今まで感じたことのない筋肉痛に悲鳴
こんなトコロにも筋肉ってあったのね
なんて、この歳になって新しい発見…
したくなかったぁぁ～

身体の節々が痛くって、
動きのおかしい私を見て
主人がおかしそうに笑うのです

…今に見てろ、
黒帯の彼を投げられるように精進するんだから

とにかくそんなわけで
息子より先に音を上げるわけにはいかないぞ
と、思う反面、でももしかしたら
先にギブアップするかも…と、弱気になることもあり
カミングアウトのタイミングを計っておりました。

へなちょこだけど2ヶ月経ったし
生涯スポーツとして続けていけるかな
ここに宣言して頑張ります

前回の土曜稽古で足を捻った長男が、
「足痛いから、今日の柔道は休む。」と言えば
頭を打って首が痛い私も休もうと思っていました。
（身体ごとじゃないと起き上がれないんです～トホホ。）

実際、
長男は楽しみなはずの学校のプールを休みましたから。

最初は「行く！」と言ったものの
父ちゃんが「土用稽古だぞ。」
「えぇぇ～っ、またぁ？…じゃぁやめる…。」
とポツリ。

「じゃぁ冷やして治療しような。」
その父ちゃんの優しい言葉に
「やっぱり頑張る。」
と、急遽テーピング固定。

私は息子を見くびっていたようです。
性格が優しいから、
相手を投げるとか倒すとかできないんじゃないかな…
個人プレーのスポーツの方がいいのかな…
なんて。


今日は同じような年頃の生徒達と
堂々組み合っていました。

他の道場から来た先生に
「センスありますよ、強い子相手でも相手を変えてって言いませんね。
是非、長く続けて下さい。」

今回はかぁちゃん、うれし涙です。

柔道で、土用稽古なるものがありました。

普段は和気藹々…と、いうか
「習い始めて二ヶ月の新米」だと
周囲がそれなりの指導をしつつ相手をしてくれるのですが

他の道場からもたくさんの柔道生がやってきていて、総当たりです。

私は身体も大きいし、転んでもなんとなく受け身出来ます。
子供が相手なら、話しかける余裕もあります。

黒帯の大人先生相手には情けないくらいコかされて投げられて
悔しい気持ちになりますが

長男が、こてんぱんにやられているのを見るのが…つらかった。

みんな真剣ですし、相手が一年生だとか始めて二ヶ月だとか知りません。
歳の近そうな男児にやられまくって
足を引いて泣いていました。
でも、止めるとも言わず、歯をくいしばって(前歯ありませんけど)
乱取りしています。

もう止めてあげてって、
自分の組み手を外して長男の足首を診てあげたかった。
でも、赤い顔をしながらも相手の柔道着を離さない息子に対して、
それは余計なことではないかとも思って踏みとどまりました。

私は全然痛くない
でも心が辛くて、汗と一緒に涙が流れました

武道を習うということは
こういうことですね

助けたくても、見守らなくてはいけない時がある

子供を谷底に突き落とすような切ない気分
私はライオンになりました。
半泣きだったけど。

息子に「泣くな！」って言えないな
こんなんじゃ…。