小学校から案内がありました
「家庭教育講演会」というのに申し込み
行ってみました。

暑い中自転車で県民ホールまで

スポンサーが読売新聞なので、
今後購買営業かけられるかな…と
ちょっと気になったものの
行ってみて良かったです。

講師は「酒井勇介」先生。  

講演会のターゲットは
教育熱心な保護者、塾の講師、学校の先生などとなっていました。
が、行ってビックリ。
祖父母の方も多いのです。
孫のために話を聞きに来ているようでした。

私は、
息子たちと教室に通ってきてくれている子供たちに
プラスになるアドバイスが聞けたらいいなと思って参加申し込みをしました。

まず、親として
息子たちに思うこと

一番は健康であること
そして、賢くあってほしいということ

賢さには、勉強が出来るということだけではなく、
常識的で人に迷惑をかけない道徳心があることが大前提

講師酒井氏曰く
賢い子を育てるには

本を読むこと
漢字を覚えること
日本地図37都道府県と県庁所在地を記憶させること

漢字が分からなければ本が読めない
地名が分からなければ歴史も分からない
日本の特産物や名所も分からない
ニュースを聞いた時に、それは日本のどこなのか思い当たるよう
新聞で訓練すること。と話されました。

学習するということは
全てが点と点でつながっているようですね。
国語を理解せずに、数学の文章問題を解くことは叶いませんから。


各家庭での学習状況はともかく
「全国学力テスト」のこともお話されていました。
そこそこの成績の香川県
（四国では最も優秀、全国では10位周辺のライン）ですが
毎回一位の秋田県との違いは…
週末勉強しないことだそうです。
週末勉強すれば、香川県の子供たちの学力は今以上あがるかな

私は転勤族だったのですが、
どこの県の学力が高いとか考えたこと…ありませんでした。
でも地域によって制服があったり無かったり
使用教科書や進度も違うし、特色があったんでしょうねぇ。

酒井氏は、厳しいことは言いませんでした
「小学生は学年×15分の学習を
250日／年続けてください。」と言っただけです。
3日頑張ったら1日サボってもOKってことになりますよね？
これを週末に当てはめるとすると、
平日は毎日学習していなければいけないことになります。
それだけの時間、勉強できているでしょうか？
そうでなければ、やっぱり週末の空き時間を学習に充てることとなります。

同じように統計を取って分かっている
「学力上位な生徒」の資質は
・朝食をしっかり採っている
・良い本をたくさん読んでいる
・物事を最後までやり遂げて嬉しかったことがある
・学校・家庭のの決まりを守っている
の4つだそうです。


子供に勉強する習慣をつけるのは
草木に水をやり育てるように、根気が要ります。
直ぐには効果が見えないけれど、長く続けることで成果は現れる
と、話されました。

勉強はいつか壁にぶつかる
面白くなくなるときが来ることを最初に伝えておくことをオススメする
とも言われました。

また、ふとした家庭のひと時で
二文字しりとり（例　しりとり→とりにく→にくまん…）
新聞の中で知っている漢字をひろう（大体の内容が理解できる）
車のナンバープレートで足し引き掛け算（イチロー選手も然り！）
など

なるほどと思うお話、たくさん聞けました。


酒井氏は海外でも活躍されていますので
英語も堪能。
今回の公演では、英語学習については深く触れられませでしたが
手元の資料には
大切なのは英語を聞くこと！
と、あります。

そういうことです