ある朝ラジオ体操から帰宅しようといつもの道を戻ろうとすると

いつも自転車で帰る男性が
「この子轢かれるでなぁ」と、止まっております

その視線の先には…
あらまぁ可愛いブラウンのトイプードル

首輪もつけておらず
衣裳にも何も記していません

でも、近所の「Nさんのおウチのが脱走しちゃったのかな」と、
一旦預かることにしました。
朝早くから電話するのも迷惑だろうな…と、
7:30まで我が家にワンちゃんが

長男「かぁちゃん、ダメだよ泥棒になっちゃうよ」と
まぁ盗むつもりで連れ帰るわけじゃないでしょ、
保護してるだけよと言い聞かせるとほっとした表情

次男、たまたまラジオ体操に行っていなかったので起きてきてビックリ
寝ぼけ眼がおっきく見開きパッと覚醒
「抱っこする～」と外へダッシュ
彼がご飯より興味をもつなんて…。
早々にベランダのワンコと仲良くなっています

すごく性格の優しい犬で、
ビビりの息子たちでさえ、抱っこさせてくれるし
逃げず寄ってきてくれる人懐っこいコでした

長男はもっと親しみたい気持ちでいっぱい。
後ろ髪ひかれて登校しました

私は目星をつけていたご近所さんに連絡をとったのですが、
おてんばなプードルちゃんもちゃんと在宅しているそうで…
見当違いでした

警察に連れて行くと言ったら、Nさん見に来てくれました。
「見たことないコやなぁ…、このあたりのコなら分かると思ったんだけど…」
万一飼い主が現れなかったら…と、心配してくれていたのです。
その時は、ご近所の方や実家と相談して引き取るつもりで

近くの派出所、たまたまお巡りさん外出中（交通事故だそうで）
朝の慌しい最中、
最寄の交番から向かってくれているお巡りさんを半時間待ちました…
次男はワンちゃんと戯れてご満悦でしたが、保育園には遅れるし
私も仕事に戻れずヤキモキ…

でもね、ほら。
その日のお昼には警察から電話がありました
飼い主さんが申し出てきたそうです

可愛がられている犬だと思った
良かった、ちゃんと帰れて

なんだかちょっぴり
犬を飼いたい気分になりました（飼いませんが）